2018年5月29日火曜日

日本の財政状況。意外に頑張っているが、やはり怖い!?

厳しい状況続くギリシャ

日本の財政状況を心配しています。

もし日本が潰れるとするならば、それは財政破綻だと思っています。戦争でめちゃくちゃにやられるということは、あまり考えられないような気がします。戦争で日本に相当な被害を及ぼすとすれば、相手は中国とかロシアかもしれませんが、お互いに被害を受けることや国際情勢を考えれば、相手も絶対にやりたくないことでしょう。やる意味がない。

そう考えると、財政破綻が一番可能性が高いと思います。

まあ財政破綻が起こっても、日本が無くなるとか、そんなことはなく、IMFとかどこかの機関が主導して財政再建計画をまとめるのでしょう。

参考になるのは、一昔前に騒がれたギリシャですが、けっこう苦しんでいる状況もあるようです。

ロイター:貧苦に沈むギリシャ、救済7年後の重い現実

ギリシャでは一部、生活困窮者が増えているようですが、国としての体裁はあるようです。だから日本が財政的に破綻しても、日本が無くなるわけでないし、現在の体制のシステムがなくなるわけではありません。

しかし写真を見ると、なんか暗いですよね。報道なのでそういう風に見えるようにしているのでしょうが。もし財政破綻すると、日本も多少なりとも暗い社会になるのは覚悟しておいた方がいいのかな、、、。



財政は頑張っているが、苦しい状況

国が無くならないとしても、なるべくなら日本が財政破綻しない方がいいのは間違いないと思います。というか日本のような国で財政破綻が起こるのか、そもそもの疑問ですが。

少し日本の財政の状況を調べて見ると、世間で騒がれているほどには悪化はしていないんじゃないかという印象をうけました。まあそう感じた資料が、あの財務省ですから信用してもいいのかどうかわかりませんが、、、。



図は日本の歳入、歳出、公債発行額の推移です。

なんか意外に改善していないか?と感じるのは甘い受け止め方でしょうか?

歳出は横ばいで、歳入は少しずつ増加傾向にあります。まだまだ改善の余地はありますが、少しでも改善されているのは間違いない。

しかしそれでも歳入と歳出のバランスがぜんぜん釣り合っていない状況です。またこれ以上歳入が増えるのか?という疑問や、歳出をこれ以上削ることが出来るのか?というのも疑問です。

歳出と歳入のバランスを取るには、相当な長い年月、相当な努力をしないと難しいですよね、、。



次の図はプライマリーバランスの推移です。

プライマリーバランスは基礎的財政収支と言われるそうですが、この数値が0%以上ならOKということですね。

しかし平成29年度の段階でマイナス34%などという数値になっています。今までで最悪の平成21年度のマイナス73%に比べると、ずいぶん改善されてきていますが、それでもマイナス数値です。

そしてここ2~3年は横ばいが続いていることを考えると、やはり財政状況は厳しいのだなと感じます。



そして次の図は公債についての仮定計算です。

財務省の資料なので、盛っちゃてる可能性はありますが、基本的な推移はこんな感じじゃないでしょうか。公債の残高が増えていくという。

気になるのが、「利払費等」です。平成29年度で9兆3000億円ですが、平成38年度の予想では、15兆2600億円となっています。もう笑うしかない数値です。どんだけ利払費が高いんだよ!っていう。

平成38年度の歳入がどれだけか分かりませんが、平成29年度で57.7兆円ですので、仮に増えると計算しても65兆円くらいじゃないでしょうか?

65兆円の収入で、15兆円の利払いって相当高いです。例えば65万円の給料で、利子の支払いだけで15万円消えるとすれば、その家計はかなりやばいと思います。元金の支払いは別ですからね。



個人は資産を増やすしかない?

まあいろいろ見ると、日本の財政状況がけっこう厳しい環境にあるのは間違いないです。歳入は急には増えないし、歳出を減らすとしても急には減らせないですからね、、、。個人的には歳出を減らすしか道はないと思いますが、政治の世界はそれ言っちゃいけないでしょうから。削れるところも多くはないでしょうしね、、、。

難しい話が多いですが、個人ができるとすれば、やはり資産を確保しておくということでしょうか。けどせっせと米国株を増やしてそれに税金がかかるなんてないよね、、、。

参考資料:『財務省 補 財政状況と国債残高』