2018年5月5日土曜日

リストラは悪なのか?従業員として投資家として。

米国株投資をしていると「従業員削減」ということがよくでてきます。また日本でも公然とは行われていませんが、リストラに類似するようなことは行われています。

働く人にとって、解雇は人生にかなりの影響を与える出来事です。

ただ個人的には従業員や不振部門の削減は、しょうがないかなと思うところもあります。



リストラされたくない。が、、、!


私は会社に働く従業員です。しかし私はリストラされたくありません。今、解雇されると人生設計が狂ってしまいます。バイトでも生活できるとはいえ、給料面を考えると今リストラされると将来苦労するだろうなと思います。

毎月の給料もやはりバイトに比べるといいし、ボーナスの存在も大きい。

ただ将来のリストラの可能性は捨てていないです。最悪の可能性も考えて行動した方がいいと思います。私もそれに沿って行動しています。具体的には米国株投資や貯蓄です。社会人の人は分かると思いますが、いざとなれば会社は冷たいですからね~。

また私は2003年卒のバリバリの就職氷河期世代の人間なので、会社というものを基本的に信用していないですね(大学の採用担当の人が言っていたが、2000~2001年が最悪と言っていた)。何か起これば、会社はすぐにパカッと態度を急変させると思います。

それでもリストラはされたくないし、変な人事異動も困るので、目立たないように悪い結果も出さずに身を潜めるように行動しています(-_-;)。



しかしリストラというのを投資家として見ると、全くの悪ではないのかなと思う部分もあります。なぜなら悪い部分をそのままにしておけないからです。悪けりゃ切れということでしょうか。

悪いところは正さないと、良いところまで侵食してしまいかねません。



良いところ
悪いところ
合計
リストラ前
+1
-2
-1
リストラ後
+1
無し
+1


上記の表のように、悪いところをリストラ(組織再編)すると、合計は+1となります。放っておいたら-1のまま。リストラ費用はかかると思いますが、一時的な費用をのぞけば、全体としてはプラスとなります。

やはり営利企業なので、全体として生き残る、または利益を出す必要があるので、リストラというのは手段として必要でしょう。今のGEのような例でしょうか。

また利益を出して頑張っている従業員にとって、悪いところがあるので、全体の利益が出ずに給料に反映されないだとか、待遇が改善されないというのは、かなり不満に思うと思います。

そういったことも考える必要はある。利益を出している人たちがモチベーションを下げてやる気がなくなり、稼げなくなったなんて最悪でしょう。やはり報いるということが必要だと思うので、悪いところを切って、報いる原資を捻りだすというのは必要だと思います。



米国企業は日本企業に比べて、利益率が高いといわれます。主要企業を比べると、そうだなと思うことがよくあります。

それはリストラ(事業再編など)を絶えずやってきた結果でもあるでしょう。悪い部門は切り捨てて、良い部門をとことん伸ばす。その結果が今の米国企業の姿だとすると、正直、リストラは悪いことなのかなと思います。

米国の雇用統計をみると、賃金が前年比で2%上昇していたり、米国の1人当たりGDPは日本より大きかったり、失業率も今のところあまり変わらない。米国と日本のどっちがいいのか。

正直、一生懸命働いたのなら、会社には還元して欲しいですが、還元しているのは米国の企業か日本の企業か。リストラもあるかもしれませんが、還元しているのは米国の方じゃないでしょうか。儲かっていたら、それだけ従業員にも還元できる金もありますよ。

ここ20年くらいで、日本と米国の差は大きく開きましたが、必要な措置を行ったか行わなかったかという差の結果がでてきたのかもしれません。



リストラは難しい問題


もし自分が解雇されると、大変なことになります。日本の場合、年齢を重ねるとそういう対象になりかねないので備える必要はあるし、リストラなんてないほうがいいのかもしれません。リストラには影があります。米国の白人男性のアルコール依存症や自殺は多いらしいですね。

が、悪いところをそのまま放っておくというのもどうなんでしょうかね。全体の問題、従業員の給料も伸びないんじゃないかっていう。

今の米国と日本の差を見ると、リストラはいろいろ考えさせられます。1980年代は「日本が一番だ!」なんて言われていたんですからね。もしいろんなことを断行していたら、今の日本と違った姿になっていたかもしれません。