2017年11月17日金曜日

わかりやすさVS正しさ



 先日、NHKのBS歴史番組「英雄たちの選択」という番組を見ました。内容は室町時代初期の話でした。けっこう歴史が好きなので、見る機会があれば見ています。


でその時に番組出演している方が、

「【分かりやすさ】と【正しさ】では、おうおうにして【分かりやすさ】のほうが勝つ。そして【正しさ】に属する人はだいたい少数派。」

と言っていました。


日本の政治でも政策や政治方針よりも、その人の生き方とか言動に注目が集まります。現代の組織でも、正しい人よりも分かりやすい人の方が支持されるのかもしれません。


この対比は非常にあいまいでわかりにくい部分もありますが、


  • 合理的な選択肢が必ずしも支持されるものではないこと
  • 熱狂がしばしば大衆に支持されること
  • 文章よりも動画が支持されること
  • 人間が必ずしも合理的な判断を下しているわけではないこと
  • 少数派の方が正しい場合もあること

と、人生において経験してきたことや歴史などを勉強してきたことに照らし合わせれば、頷くことが多いです。


番組では結局、ある出演者が、

「長い目で見れば【分かりやすさ】ではなく【正しさ】が勝つ」

と言っていました。




 投資にもこのことが当てはまると思います。というか投資は分かりやすさと正しさが常に対決していると言っていいかもしれません。


そもそも投資をすること自体が分かりにくいことです。


なんで株式投資が儲かるのか?結局、株価の変動を利用して儲けようとする、ギャンブルみたいなもんだろう?というイメージで見られます。私は企業がお金を儲けてそれを株主に還元するから、また株式自体の価値を高めるからと考えていますが、そのあたりもどうもややこしくて分かりにくい。


しかしお金を儲けたいと思うのなら、過去の実績をみるに投資は正しいことだと思います。合理的といっていいかもしれません。


投資をするという選択自体、日本では少数派です。しかしお金を儲けたい目的に照らし合わせるなら、投資は正しい派に属します。長い目で見ればという条件付きですが、長い目で見ればそれは証明されています。10年20年50年100年前に株を買って持っていたら、どうなっていたか?それを考えれば答えは一目瞭然です。




 同じ投資でも短期売買で、ある銘柄に100%振り分けるという投資法は、正しい投資に属するのかといった問題もあります。ただ個人的には米国株や市場平均への投資、高配当銘柄への投資は、合理的に考えられた正しい投資法だと考えています。


仮に近所の人を公民館に100人集めて米国株への投資、市場平均への投資、高配当銘柄への投資を熱く合理的に語っても、「?」な顔をして席を立つ人が大勢だと思います(笑)。まあしかしそんな少数派に属していようとも、めげずに正しいと信じた道を進んでいきたいです。