2017年11月14日火曜日

ディズニー(DIS)の決算発表はAT&Tの先行きを示唆する内容が多い。



 ミッキーマウスで有名なディズニー(DIS)が決算発表をしました。下記はマネックス証券より転載した決算内容の概況です。

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米娯楽大手ウォルト・ディズニーDIS.Nが3%上昇。


  • 前日発表した第4・四半期(7─9月)決算は売上高と利益が市場予想を下回る低調な内容となったものの、動画配信サービス拡充に注力するとのコミットメントを明示したことが買い材料となっている。映画「スター・ウォーズ」の新3部作を製作する計画も好感している。
  • アイガー最高経営責任者(CEO)は前日、動画配信サービス拡充が「今年の最優先事項」と強調。さらに動画配信サービス大手ネットフリックスNFLX.Oを「大幅に」下回る料金設定とする計画を示し、ネットフリックスに積極的な攻勢をかけていく構えを鮮明にした。アナリストは、コンテンツ量が比較的少ないことから、ディズニーは料金を低目に設定することが可能になる公算が大きいとしたうえで、契約者数の早期獲得への一助になるとの認識を示した。



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以上すべてマネックス証券よりの転載ですが、この記事の内容はタイムワーナーと合併を計画しているAT&Tを考える上でのヒントが隠されていると思いました。

 


 決算の数値自体はアナリスト予想を下回るという、米国株投資をしていると分かる一番駄目なパターンでした。普通なら株価は下落します。しかし株価は反対に約2%上昇しました。理由は、

  1. 動画配信サービスを拡充するから
  2. スターウォーズの新3部作を発表したから

です。


ディズニーは動画配信サービスの拡充を発表しました。記事にもあるように、動画配信サービス大手のネットフリックスを大幅に下回る料金設定をするとしています。こういった記事をみると、米国でのネット動画配信サービスは競争が激化されることが予想されます。


AT&Tはこういう業界に参入しようとしているわけです。ですのでAT&Tとタイムワーナーとの合併により、消費者は不利益を被るという規制当局の見方は、私は間違いだと感じています。


むしろこの業界にAT&Tが参入することにより、ネット動画の競争が激しくなるんじゃないかと思います。当局が合併承認に時間を馬鹿みたいにかけている間に、世間での時間はどんどん進んでいます。動画事業の競争は進んでいます。皆が両社の合併を待ってスタートするわけではありません。はっきりいって時間をかければかけるほど合併のメリットは少なくなっていきます。すでに競争状態にある新しい分野でもないことに早く気付いてほしいですね。




 またディズニーはスターウォーズの新作を発表しました。そして株価は上昇しました。この例で見てわかるように、素晴らしいコンテンツを持つ会社はもっているだけで価値がある。ディズニーは映画だけの会社ではないですが、スターウォーズのようにほとんど確実にヒットが期待でき、アメリカ人が大好きな映画の新作発表ともなれば、その発表だけで株価が上昇するというものです。


で、AT&Tと合併を計画をしているタイムワーナーにも素晴らしいコンテンツがあります。バットマンやスーパーマンを擁するDCコミックスです。またハリーポッターシリーズもタイムワーナーが製作しました。


もし合併が承認されても、AT&Tは電話事業もあり、エンターテインメント事業だけはありません。が、映画事業はディズニーのようにかなりのインパクトをもつと予想されます。もしハリーが主人公の新作ハリーポッターシリーズが公開されればどうなるのか、、、?(そういう噂はないですが、あくまでIFの話です)


超強力なコンテンツを持つ映画事業はかなり魅力のある分野です。


もしAT&Tがそれを手に入れられれば、、、、。現在のAT&Tの株価で織り込んでいるのは、当然リスクばかりでしょう。そうしないとあそこまで下がらない。ですが、間違っている可能性は当然ありますが、私は超強力なコンテンツがあるので、あまり心配していないどころかむしろ強気に思っています。


私は明らかにバットマンの新作を見たいし、ハリーが主人公が公開されれば必ず見ます。いいんじゃないかと思っています。