2017年10月9日月曜日

雇用統計、予想を下回るも強い内容?2017年9月の雇用統計とISM

予想を下回るも一時的か?

10月6日に雇用統計の発表がありました。結果は表の通りです。

9月:予想と実績


発表された数値には驚きました。



発表前から「ハリケーンの影響がある」とは言われていましたし、予想も8万人と少ない数値でした。しかし雇用者の伸びがマイナスというのはインパクトがあります。天災の結果を予測するというのも難しい話ですが。


就業者の人数はマイナスでしたが、失業率と賃金の伸びは予想をこえています。


といっても一部から「賃金の伸びにもハリケーンの影響があるのでは?」という声も上がっているようなので、今回の賃金の伸びは就業者数と同様に参考にできない数値なのかもしれません。就労が一時的に引き締まった可能性もあります。




賃金の伸びは力強いが、、、。

もしハリケーンの影響がなければ、今回の賃金の伸びは、FRBの利上げの根拠になるくらい高い数値です。FRBは3%くらいを目標にしていたはずです。雇用統計発表後、ドル円はドル高円安方向に跳ねましたが、その反応も妥当かと思われます。12月の利上げが妥当と思えるような十分に強い数値だからです(ハリケーンの影響がなければ)。


しかし9月はハリケーンの影響が出ている可能性があるので、トレンドを無視した一時的な数値である可能性があります。来月10月分の数値もハリケーンの影響がでるということが言われています。あまり鵜呑みにもできない気がします、、、。




ISM製造業・非製造業景況指数

今回から景気の先行指標とされる、ISM製造業・非製造業景況指数も見ることにしました。米国で毎月初めに発表される数値です。


2017年9月のISM製造業・非製造業景況指数


50をこえれば景気が良い、50を下回れば景気が悪い、と判断されるようです。最近はずっと50を超えていますし、今回は60を超えていますので、おそらく米国は相当景気がいいようです。


日本も景気がいいようですが、本当に「少し」という感じがします。とりあえず今のところ米国は好景気、という判断でいようと思っています。